このMG33S日産モコで積極的に高速道路に乗ることはおそらくないのだけれども、秋田空港まではたまに乗ることがある、せいぜいその程度なので無きゃ無くてもいいけど、以前乗っていたMF22SスズキMRワゴンにさえ付けていたので、あっても良かろうと。ただ、その付けていたDENSO DIU-3900を移植しようと思ったのであるが、いわゆる旧スプリアス規格に基づいて製造されたETC車載器であって、一応今後「当分の間」は使用しても良いとはなっているがそれも憚られるのでこの際買い替えることにした。そもそも再セットアップをすると数千円かかるし買い替えた方が良い。機種選定にあたり、まず、安いこと。ナビ連動だの、ETC2.0だの、そういうのは一切不要。新セキュリティ規格対応ならば何でもよいということで、日立Astemo HF-EV715がセットアップ込み6280円と安価に売られていたのでそれにした。
機能は一通り問題なし。音声機能とブザータイプに切り替えができるのも好印象。ETCカードが云々といちいち喋るのうるさくて嫌なのよね。これ、古野電気のOEMであることを知る。確かに形がほぼ一緒。でも機能が細部で異なり、中身としてはFNK-M17+ウェルカムメッセージ機能、外観はFNK-M100といったところか。細かいことはどうでもよくて、安けりゃいい、それに尽きる。
純正位置に取り付けた形跡がないので、過去に付けたことが無いのかもしれない。躊躇せずカッターを入れる。除去するのは上の大きい部分だけでよかった。配線は適当にACCとGNDを引っ張ってくればよいが、問題はブラケットである。
廃材のt=1のアルミ板があったので、それを適当に加工してブラケットを作ることにした。
加工したものがこちらになります(料理番組形式で途中省略)。勢い余って2個作ったが1個は知人に譲渡することとして。現物合わせの加工ではあったが、こんなに奥行きは要らなかったね。もっと短くてよい(ETC本体寸法に合わせればよい)。
取付孔を開けてねじ留めして完成。市販品でもあるらしいんだけど廃物利用なので。どうせ見えなくなるので適当でいいし。ここに本体を載せて、両面テープ等で固定すればよい。
あとは電源とアンテナを適当に。ちゃんと高速道路を通過できました。
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